各地から北京を出入りする際には今後、高速道路2~3本から1つを選ぶことができ、自動車での出入りがいっそう便利になる。北京市交通委員会の周正宇・副主任は21日、「五輪前までには、北京市と天津市を結ぶ第2の『京津高速道路(北ルート)』と、北京市と包頭市を結ぶ『京包高速道路』の一部が開通する見通しで、これにより北京の高速道路網は総延長800キロメートルに達する」と話した。「北京晨報」が伝えた。
北京・平谷間高速道路の開通に伴い、北京市のどこからでも高速道路を利用することができるようになった。五輪前に、「京包高速」の一区間である国道110号線が完成し、第2の「京津高速」も7月には開通する。周副主任は「今後、各方面に通じる2本から3本の高速道路ができ、便利になる」と語り、「北京の高速道路網が整備されるに従い、快速道路も混むことが少なくなった。高速道路は第5環状線以内では快速道路となっているため、北京への出入りを解決するばかりでなく、周辺地域の経済発展にも役立っている。将来の北京の道路網はニュータウンと連絡する形で発展していく。周辺のニュータウンが発展するに伴い、連絡道路の建設が今後の重点となる」と説明する。(編集KA)
「人民網日本語版」2008年6月22日 |