▽代表的な中華料理にはピンイン併記
五輪観戦に北京へやってきた外国人旅行者が飲食店でのオーダーに困らないように、「メニューの英訳表記方法」がこのほど正式に公布された。「競報」が伝えた。
同表記方法は、五輪期間における接客サービスのレベルを向上させ、北京市の飲食店のメニューの英訳を規範化するために、北京市人民政府外事弁公室および北京観光局が編纂・出版したもの。中国の飲食店でよく見られる、料理、主食、デザート、酒などのメニュー2千項目以上の英訳を行ったもの。。
同表記方法には、中華料理および西洋料理のメニューの英訳表記方法が含まれている。中華料理は、冷菜(前菜)123種類、熱菜(炒め物や煮物、スープ)1057種類、主食・点心391種類。西洋料理は、前菜9種類、スープ14種類、メインディッシュ79種類、パン27種類、デザート96種類。また、中国酒95種類、洋酒150種類、輸入ワイン149種類、飲み物235種類となっている。
同表記方法でほとんどの中華料理のメニューは、食材や調理方法、形状あるいは食感、人名あるいは地名などに基づいて英訳している。うち、代表的な中華料理には、ギョーザ(JIAOZI)、肉まん(BAOZI)、マント-(MANTOU)など、ピンインで記載している。
豆腐(TO-FU)など、外国でそのまま使われている名前は、その音訳のまま載せている。中国語のメニューで、その調理法や食材が分かりにくいものには、ピンインをつけ、英文でその注釈をつけている。例:「佛跳墻」Fotiaoqiang(Steamed Abalone with Shark's Fin and Fish Maw)、「鍋貼(焼き餃子)」Guotie(Pan-fried Dumpling)。(編集WM)
「人民網日本語版」2008年6月17日 |