「五輪家庭旅館」活動とは、政府が北京市民の家庭を公募し、オリンピックの観衆や旅行客に宿泊先とサービスを提供、海外の観衆や旅行客が北京市民の家庭に入り、市民生活を体験する民間友好交流活動だ。1年の準備を経て「五輪家庭旅館の基準と評定」が3月28日に発表され、4月10日から「五輪家庭旅館」への北京市家庭の申し込み受付が開始された。オリンピック会場に近い東城区、西城区、朝陽区、海淀区の4区を中心に募集し、崇文区、宣武区、豊台区、石景山区の4区もカバーする。申し込みは4月30日で締め切られ、1千世帯を選ぶ計画で、具体的なリストは6月の初めに発表される。
「五輪家庭旅館」の具体的な運営期間は8月1日から9月31日、つまり北京オリンピックとパラリンピックの期間だ。宿泊料は部屋の状況に基づいて制定、変動する。観光や交通、飲食などの面での安全監督管理は中国国家旅行社総社が担当。街道やコミュニティーは公安部門に協力して外国の観光客のコミュニティー内での活動の安全に対する責任を負う。受け入れ家庭はゲストの家庭内での安全な宿泊を担当する。(編集YH)
「人民網日本語版」2008年6月4日 |