香港馬術競技会は26日に香港で式典を行い、沙田にある北京五輪馬術競技会の主会場を競技受け入れ機構である第29回五輪馬術競技(香港)有限公司(略称五輪馬術公司)に引き渡した。
式典では、同競技会の応家柏・行政総裁から五輪馬術公司の林煥光・総裁に金色の鍵が贈られ、正式な引き渡しが確認された。
香港沙田にある北京五輪馬術競技の主会場は1万8千人の観客を収容できる。競技場周辺には6つ星クラスのエアコン付の五輪厩舎、馬の診療所および13カ所の練習場があり、その中には世界で最初のエアコン付室内馬術練習場もある。競技場にはさらに馬の温度を下げる施設が4か所あり、強力な噴霧扇風機と大量の氷水が用意されていて、訓練や競技後の馬の暑さを消し、体温を冷ますことができる。五輪馬術競技の大部分は、8月9日から21日までこの沙田競技場で行われることになる。(編集YS)
「人民網日本語版」 2008年5月27日 |