四川省臥竜にある中国パンダ保護研究センターのパンダ8頭が当初の日程どおり、成都から南方航空の専用機に乗せられ、2時間半の飛行を経た24日午後4時23分、北京首都空港に到着した。
今回北京に運ばれた8匹のパンダはいずれも、臥竜自然保護区で飼育された1~2歳の赤ちゃんパンダ。オスとメスがそれぞれ4匹ずつ選ばれた。
臥竜自然保護区管理局の王鵬彦・副局長によると、パンダ研究センターでは12日の大地震で建物の一部が壊れた。普段同じ場所に集められて飼育されていたこれらのパンダたちは、広々としたところで生活していたため、地震による負傷などはなく、ただ驚いただけだという。
パンダは到着後、北京動物園の改修済みのパンダ館で飼育される。来園者への公開は5月末からとなり、11月には再び臥竜に帰る予定だ。(編集MA)
写真:北京に到着したパンダ
「人民網日本語版」2008年5月25日 |