「北京五輪で米国選手団は自国から食品を持ち込む」との最近の報道について、米国オリンピック委員会はアトランタで22日、米側は北京五輪で提供される食品を十分に信頼しており、北京五輪中の選手の食事は大部分を選手村の食堂で済ませる方針を表明した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
米国オリンピック委員会の報道官は「私たちは選手村で提供される食品の品質と安全性に絶対的な安心感を抱いている。選手村の食品は質が高く、これまでの大会と同様、米選手の食事の中心は選手食堂になるだろう」と述べた。
北京五輪で良い成績を収めるため、米選手は大会の1~2カ月前から北京のベース・キャンプで練習に入る。選手の栄養面を考え、必要な食品を米本土から輸送するが、現地でも食品を購入する。これは慣例であり、シドニー・アテネの両大会でも同様だった。
同報道官は「米選手団には、選手村に宿泊する選手のほか、役員やコーチ、さらに選手村に入る資格のないサポート職員も含まれる。彼らは米国から持ち込んだ食品をベース・キャンプで食べることになる」と説明した。(編集NA)
「c」2008年2月25日
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