北京首都国際空港の第3滑走路が29日、予定通り使用を開始する。これにより、中国で最も混み合う空港が来年の北京五輪開催期間中、順調に運営するための条件が整った。
同空港の一日の平均離着陸便数は、新滑走路の使用開始以前は約1100便だった。五輪期間中は1500~1600便で、ピーク期には1900便に達することが見込まれる。
新滑走路プロジェクトは同空港拡張工事の重要部分で、工事は2004年3月に着工した。同滑走路のほか、延床面積98万6千平方メートルの第3ターミナルビルが建設されており、来年2月に使用を開始する予定。(編集KS)
写真は、第3ターミナルビルとそれを取り囲む交通網の様子。
「人民網日本語版」2007年10月30日 |