葡萄溝
ブドウはシルクロードを通って西域から中原地区に入ってきたもので、シルクロードの重鎮--トルファンのブドウ栽培は2000年近くの歴史がある。トルファンは地勢が低く、気温が高く、降水が少なく、陽光の照射が強いため、ブドウの成長にとても適している。同地のブドウは病虫害がなく、農薬をまく必要がなく、正真正銘のグリーン食品である。トルファンはかつて1ムー(6.667アール)の種なし白ブドウ生産量が4000キロ以上に達するという高収穫を記録したことがある。
葡萄溝は火焔山西部区間の谷で、ブドウをさかんに産出し、その中で種なし白ブドウがいちばん有名である。地方色に富むロバ引きのほろ付き車に乗って長さ10華里の葡萄溝へ行き、歩きながらブドウを摘み、賞味し、少数民族の美妙な歌や踊りを観賞することができる。
「北京週報日本語版」2009年7月29日
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