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ポタラ宮のふもとにある雪城監獄=23日 |
3月28日の「チベット百万農奴解放記念日」が近づくにつれ、ラサ・ポタラ宮のふもとにある雪城監獄跡を訪れる人がますます増えている。ここでは、実物、写真、彫刻などが多く展示されており、旧チベットの封建農奴制の暗い一面と、農奴たちの苦難の歴史を学ぶことが出来る。旧チベット・ラサの2大監獄の1つだった雪城監獄ではかつて、多くの刑具を使い、犯人に残酷な刑罰を与えていたという。犯人を懲らしめるための刑具は、手錠、足かせ、石の帽子、竹べら、手足を切断する刀、目を取り出すための鉄の器具、站篭、革のむち、木の首かせなど25種類。多くの無実の人々がここで悲惨な死を遂げた。雪城監獄は復元工事を経て2007年から一般開放されている。
「人民網日本語版」 2009年3月24日
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