30あまりの海外メディアの北京駐在記者約50人が18日、北京民族文化宮を訪れ、「チベット民主改革50年展覧会」を見学した。
写真500枚あまり、文献や実物など180点あまりのほか、チベット各地の昔と今の様子を比較した資料、多数のビデオ資料などの展示を見学した記者たちは、半世紀ほど前まで行われていた旧チベットの残酷な封建農奴制について理解し、民主改革後50年来の新チベットの発展を目の当たりにした。
見学後、中国のチベット学研究センターの専門家2人が記者らの質問に答えた。
南アフリカ放送協会の記者は専門家の回答を聞き、「チベット史への理解が深まった。展示によって、過去50年間のチベットの発展・変化がよいものだったと理解した。チベットはこれからもさらに改革・発展が行われると信じている」と述べた。
ハンガリー通信の記者は「記者として、私たちは人々に真実のチベットを伝える責任がある。私たちはかつての農奴の生活について何も知らなかった。現在彼らの生活は比較的よいものとなっている」と述べた。
VOAの駐中国記者は「ここで見たチベット農奴制の文献や資料は、かつて他の場所では見たことがないものだった」とし、「これらの展示の内容は、西側諸国がチベット問題を議論するときに言及された内容と違っている。チベットの人々のよりよい生活を手助けしているのは中国政府だ」と語った。
「人民網日本語版」 2009年3月19日
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