全国人民代表大会代表で、西蔵(チベット)自治区主席の向巴平措氏は10日、新華社の記者の取材に応じ、ダライ・ラマ14世を中心とする分裂集団は過去数十年にわたり、中央政府と西蔵自治区政府を誹謗・中傷し、白黒を逆にしてあることないことをでっち上げてきたが、時間と事実によって分裂集団のウソは最終的には見破られると述べた。
向巴平措氏は、「昨年起きた拉薩(ラサ)『3.14』事件以降、彼らは我々が何人殺し、何人逮捕したと中傷し、チベット歴の新年を祝わないなどと訴えてきた。これは彼らの常套手段だ」と述べた。実際の状況は、ラサ「3.14」事件を処理するにあたって、武装警官や公安当局は政策に基づき、出来る限り冷静に作業に取り組んだ。暴動を平定する際に、自治区公安当局は容疑者953人を逮捕し、うち76人の判決が法に則り下され、残りの容疑者は指導後に釈放された。
ダライ集団は中央政府と西蔵自治区政府がチベット人100万人以上を殺したと中傷しているが、実際の状況は、この50年でチベットの総人口は120万人から287万人に増加している。チベットで人口の増加ペースがこれほど速い時期はほかにない。
「この50年間でチベットの経済は発展し、人々の生活水準は大きく改善された。客観的かつ公正な立場に立つ人であれば誰もがチベットの変化に称賛を送るため、時間と事実がダライ分裂集団のウソを見破るだろう」とコメントした。
「人民網日本語版」2009年3月11日
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