全国人民代表大会代表で、西蔵(チベット)自治区主席の向巴平措氏は10日北京で記者に対し、「今のところ拉薩(ラサ)は落ち着いている」と述べた。
向巴平措氏は10日の昼間にチベットに電話をかけ、ラサ市は今のところ一切落ち着いており、何事も発生しておらず、何の問題もなく、部隊も動いていないことを確認した。
胡錦濤総書記は9日、チベット代表団の審議に参加し、「分裂を反対し、祖国統一を守る堅固とした長城を築く」と表明。これについて、向巴平措氏はチベットの安定を守る長期策だと述べた。
1959年3月10日、チベットを統治していた上層集団が全面的な武装叛乱を発動、チベットを中国から分裂させようと企てた。
「人民網日本語版」2009年3月11日
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