チベットでは児童福祉施設の増設に新たに2,985万元が投資されることになった。これにより施設の総敷地面積は11,950平方メートル、総ベッド数は300床に及ぶ見込みで、2010年から使用開始の予定である。
チベットでは、児童福祉事業が立ち遅れており、最初の福利院(児童福祉施設)ができたのは1997年だった。現在、900人近い児童が収容されているが、2007年末時点での統計によると、チベットには5,073人の孤児や障害を持つ児童がおり、そのほとんどはまだ施設に入居していないということである。
「中国国際放送局 日本語部」より2008年11月17日
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