半年ごとに行われる村民代表大会が重大施策決定について話し合う機会であると言うのなら、250人の村民代表から選出された35人からなる議事委員会は是非を問う必要のある村の問題を議論する常設機関である。
永聯村経済合作社の宋興祥社長は記者に、「どの議事も、議案提出者が村に議案を提出し、議事を行うか否かは討論と調査を経て最終的に決定される」と語った。宋社長の説明によると、村の政策決定は議事会の審議を経た後、村民たちから十分な支持を獲得すれば、村の規定として実施されるという。
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永聯村共産党委員会の呉慧芳副書記は次のように話している。「この議事会で激しい討論を行う過程で、多くの問題がよりいっそう明瞭になり、村民の民主的権利が十分に保障される。これも村民自治実現の表れだ。村民議事庁は村幹部が人民の声に耳を傾け、一般大衆向けの取り組みをしっかりやることに役立つだけでなく、衆知を集めて有益な意見を広く吸収し、全村の知恵を結集して、永聯村をよりいっそう素晴らしい村にしていくこともできる」。
「北京週報日本語版」2015年1月21日 |