12月9日、中国代表団団長の解振華氏はリマ気候変動会議で、各国が協力を展開し、地球レベルでの気候変動対応が空論にならず、実際の経済効果をもたらすよう呼びかけた。
前日に途上国、アフリカ諸国、小島嶼国、後発開発途上国の8カ国代表者と議論を行った際、中国は南南協力基金発展についての良い提案を広く募った。「帰国後、南南協力基金についての管理方法を策定し、市場化メカニズムを構築し、途上国の間で幅広い協力を図っていく」と解氏は述べた。
2015年のパリ協議は各国の成長路線をグリーン・低炭素型の路線に転換させるためのものだ。「気候変動に対応することは成長の質を低下させるものではなく、より良く発展させるために、新たな協議が建設的な役割を果たすべきだ」。解氏は中米気候変動共同作業グループの設立について、中米両国のシンクタンクの対話と交流がその土台だと指摘している。
来年、中国はEU主要国との間でも類似の共同作業プラットホームを設立しようとしており、公平な対話の精神に基づいて、EUと政策についての対話と実務協力を強めていく。また、オーストラリアも中国とこのような協力を実現することを希望しているという。(文=鄧亜卿)
人民中国インターネット版 2014年12月12日
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