リマ会議の期間中、約900のNGOからなる「気候行動ネットワーク」はその日に最も後ろ向きな姿勢を示した国に皮肉を込めて、毎日1回「化石賞」を授与している。排出削減に消極的で、または交渉の足を引っ張った国は「受賞」している。
12月1日から4日にかけて、「化石賞」が4回授与されたが、オーストラリアは2回「受賞」した。1回目は会議開幕の日に、緑の気候基金への資金提供を行わなかった理由で「受賞」した。2回目は12月4日に、ダーバン・プラットフォームにおける議論会で、ロス&ダメージは必要項目でなく、オプション項目としてパリ合意に記入されることを提案した理由で「受賞」した。
そのほか、ベルギー、アイルランド、オーストリア、EU、日本もそれぞれ1つの「化石賞」を受賞した。この賞は会議の閉幕までに引き続き毎日に選考し、発表する。(編集・張春侠)
人民中国インターネット版 2014年12月6日 |