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北京週報>>社会  
外国人の個人情報窃取裁判で一審判決 国内初ケース

中国在住の外国人が中国国民の個人情報を違法に窃取したとして訴えられた裁判の一審判決が、このほど上海市で下された。訴えられたのは英国籍のピーター・ハンフリー被告と米国籍の虞英曽被告で、国内で外国人による個人情報の窃取行為に対して訴訟が提起されたのは、今回が初めてのケースだ。

起訴状によると、ハンフリーと妻の虞英曽は2009年4月から2013年7月にかけて、上海で登録設立した摂連諮詢有限公司を通じ、国内外の顧客からの委託を受けて、多くの企業や個人の「背景調査」を行った。被告らは調査1件あたり800元から2千元の報酬を受け取り(1元は約16円)、周紅波、劉玉、蔡志誠から個人の戸籍、出入境記録、携帯電話の記録といった情報資料256件を買い取り、「調査報告書」を作成して顧客に販売したという。

上海市第一中級人民法院(地裁に相当)の判決によると、ハンフリー被告は、国民の個人情報を違法に取得した罪で、禁固2年6カ月と罰金20万元、国外退去の有罪判決を受けた。虞英曽被告は禁固2年と罰金15万元の有罪判決を受けた。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年8月10日

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