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北京週報>>社会  
不明マレーシア機のオリジナルデータ公開 海中捜索は一旦中止

 

マレーシアのヒシャムディン・フセイン国防相兼運輸相代行は26日、「関連部門が27日、国際海事衛星機構(インマルサット)から提供された、行方不明となったマレーシア航空機のオリジナルデータを公開する」と発表した。中国新聞網が伝えた。

フセイン国防相兼運輸相代行によると、オリジナルデータは、マレーシア民間航空局とインサルマットが共同で発表するという。

マレーシア民間航空局とインサルマットは20日に共同声明を発表し、「行方不明となったマレーシア航空機のデータ通信日誌などの有用な情報を公開する。同機に乗っていた乗客乗務員の家族や一般市民が、これらの情報を得ることで、状況をより深く理解できるよう望んでいる」との見方を示した。

米CNNの報道によると、オーストラリア運輸安全局の局長はこのほど、不明マレーシア機の海中捜索を28日に一旦中止し、来週からはリアルタイムデータ伝送機能やサイドスキャンソナー(海底面状況探査)機能を備えた曳航体の入札募集を開始することを明らかにした。

海中捜索は、落札企業との契約詳細が確定した後、早ければ8月に再開される予定。オーストラリア当局は、新たな段階の捜索活動は、1年前後続くとの見通しを示した。

中国人154人を含む乗客227人と乗員12人を乗せたマレーシア航空MH370便は3月8日、北京に向けてクアラルンプールを飛び立った。離陸後まもなくして、同機はクアラルンプール航空管制区とベトナム・ホーチミン市航空管制区の境界付近で、地上の航空管制センターとの交信を絶ち、行方不明となった。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年5月27日

 

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