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北京週報>>社会  
不明マレーシア航空機 捜査難航し深まる謎

 

クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空MH370便が12日に消息を絶った問題で、中国は現在、捜索範囲を長さ90海里、幅25海里、総面積約2250平方海里(約7717平方キロメートル)に広げて、捜索を展開している。また、10日12時の時点で、11カ国が航空機34機、船舶40隻を出動させて捜索を展開しているが、発見に至っていない。捜索はなぜ難航しているのだろうか?テストパイロットで多くの功績を残す、軍用機の試験飛行専門家・徐勇凌大佐と、中国の航空機所有者で、パイロット協会の柯玉宝・副秘書長が、捜索の原理と難点を分析した。人民網が報じた。

複数の国が捜索してなぜ見つからない?

徐大佐は、「航空機の事故は、発生してから24時間が残骸や遺留品を捜索するのに最も適している。もし我々の手に入る情報が全面的なもので、航空機が墜落した地点が正確に把握できたならば、広い範囲で捜索を実施すればすぐに発見できる」と指摘した。

8日0時42分にクアラルンプールを出発したMH370便は、ベトナムの空域に入った後、午前1時20分に管制塔との交信を断ち、レーダーからも消えた。消息を絶ってから現時点で3日が過ぎているが、未だに手掛かり発見には至っていない。

この点、徐大佐は、▽飛行機が発見しにくい地域に墜落した▽墜落予測地点がずれている---の2つの可能性を予想。そのため、広い範囲で捜索活動を強化しているものの、見落とされている問題があるのではと指摘した。また、墜落した航空機の第一発見地点は往々にして非捜索関係者が発見するという。

徐大佐は、「24時間以内に発見できなかった場合、捜索活動を通して発見されるのは、多くの人が期待しているよりも遅くなる。1週間、2週間、1カ月、2カ月、しいては数年ということさえある。そのため、我々は現在、捜索を強化しなければならないと同時に、飛行機の残骸発見を焦ってはならない」との見方を示した。

効率の良い捜索方法は?

現在、捜索に参加しているのは、中国、マレーシア、オーストラリア、タイ、インドネシア、シンガポール、ベトナム、フィリピン、英国、ニュージーランド、米国など11カ国の航空機や船舶。

徐大佐によると、捜索ではまず、航空機や船舶などの機能を十分に活用しなければならない。例えば、航空機の速度は船舶の10倍以上。一方、船舶はスピードは遅いが、捜索できる面積は広く、間近で現場を観察できる。

また、何かを発見した場合、それを引き上げなければならず、ボートや大型商船、専門の救護船のほか、潜水スタッフや潜水艦なども必要となる。

そして、引き上げられた物が飛行機の残骸であるかをすぐに鑑定する、専門家を船舶で派遣しなければならない。

そのほか、情報発信に関して、徐大佐は、「現在、複数の国が捜索に参加しており、それぞれの情報をいかにまとめるかが非常に重要。そのため、情報交換センターの設置が必要だ。ここ2日間のように、漁民や旅客、関係者などの無責任な発言を、真実性の確認もとらずに発信してはならない。不正確な情報が捜索関係者全体に非常に悪影響を及ぼす」と指摘した。

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