重慶市関連部門はこのほど、国務院が重慶江北国際空港の入国審査における72時間以内滞在のトランジットビザ(通過ビザ)免除政策を正式に認可したことを発表した。これにより、重慶は、北京、上海、広州、成都に続き、外国人のトランジットビザ免除政策が実施される国内で5番目の都市となった。人民日報が報じた。
同政策によると、重慶江北国際空港の入国審査において、有効な旅行証明書類および同空港から第三国に向かう出発日・便名・座席が確定した航空券を所持している45カ国の外国人のトランジットビザが免除となる。72時間以内の滞在が許されるのは、重慶市行政区域内に限られる。トランジットビザ免除となる72時間は、重慶に到着した翌日0時から起算される。
付記:重慶が実施する滞在72時間以内のトランジットビザ免除策の対象国45カ国
オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、スイス、ロシア、英国、アイルランド、キプロス、ブルガリア、ルーマニア、ウクライナ、米国、カナダ、ブラジル、メキシコ、アルゼンチン、チリ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、日本、シンガポール、ブルネイ、アラブ連合共和国、カタール。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年10月24日
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