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広州タワー、台風オレンジ色警報をライトで表示

 

ライトを点滅させて台風オレンジ色警報サインを表示する広州タワー

強い大型の台風19号「うさぎ」は22日午後7時40分、汕尾市沿海部に上陸した。上陸時の中心付近の最大風速は14級(45メートル/秒)。広州市気象台は22日午前10時19分、勢力が未曾有の強さであることを考慮し、台風オレンジ色早期警報を発令した。「広東省突発気象災害警報信号発布規定」が施行されて以来、広州市がオレンジ色レベルの台風警報を発表したのは今回が初めて。広州日報が伝えた。

広州市気象局は22日午後7時、市民に厳重な警戒を呼びかける目的で、広州タワーでライトによる台風早期警報を表示した。これまでに度重なるエラー・修正を繰り返したが、22日夜に市民に向けて発せられた警報サインは正しく表示されていた。ブルーを背景色に、台風オレンジ色警報の表示は非常に人目を引いた。警報サインは、タワーの最上部で15分ごとに回転しながら表示され、午後11時まで続いた。

気象部門が早々と警報を発令したため、広州市内の学校は22日、すべて休校となった。しかし、同日の昼間はにわか雨が少し降っただけで、風もそれほど強くなかった。市民からは「ちょっと大げさすぎるのでは?」と、疑問の声が多数あがった。市気象局観測予報処の何渓澄・処長はこれを受け、「広東省突発気象災害警報信号発布規定」は、警報発表に関して極めて厳格に定めていると釈明し、「気象台は22日午前10時19分にオレンジ色早期警報を発表した。これはすなわち、12時間以内に11級(30メートル/秒)以上の突風が吹く可能性があるということだ。気象部門が台風に関する予報や情報をある程度早めに提供することで、台風による影響を最小限に食い止めることができる」との見方を示した。(編集KM)

「人民網日本語版」2013年9月23日

 

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