12日午後5時から、夕方ラッシュ時に混雑状況に応じ車道の進行方向を変える北京初の「潮汐流可変車道」が、朝陽路(京広橋-慈雲寺橋区間)で実施される。午後5時から8時まで、北京市の中心部に進む上り車線のうち1車線が、中心部から離れる下り車線に変わる。北京市交通管理局は11日、車道の方向指示表示に注意するよう、運転手に再び呼びかけた。北京晨報が伝えた。
北京市交通管理部門は8月末、「潮汐流可変車道」の利用を順調に進める目的で、交通関連設備の設置・改造工事に着手した。計96枚の道路標識板を新設・改造し、731枚のガードレールを撤去、500個の路面警告灯を設置し、10カ所の交差点の交通信号を移設した。
潮汐流可変車道の実施が始まる12日午後5時には、交通警察官と協力管理員が対象沿道の数十カ所に配備される。京広橋下、CCTV北門横断歩道、小荘交差点、342路バス停交差点、人民日報社南門交差点、紅廟交差点、118路バス停交差点、英家墳交差点、慈雲寺橋西側道交差点など各所では、係員が車の流れをスムーズにするよう誘導し、交差点の秩序・安全を強化し、車の流量に応じて信号表示のタイミングを適宜調整する。
交通管理部門の担当者は次のように語った。夕方ピーク時に北京市中心部から出て行く車両の流量を科学的に試算した上で、信号の表示タイミングを合理的に調整すれば、中心部から離れる車両の交通量を効果的に高めることができる。潮汐流可変車道を実施する際、朝陽路と東四環路のスムーズな車の流れを確保するため、周辺に交通誘導係員を配置する。朝陽路を走行する市街地を離れる車の流量が四環路やその他の接続道路の流れに影響を及ぼす場合は、分流措置を適宜講じる。東四環側道・慈雲寺橋下から出口までの車の流れが四環路の流れに影響が及ぶ場合も、分流措置を講じ、京通主路・通恵河北路・四環路への迂回を避けるようドライバーに忠告する。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年9月12日
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