米フォーチュン誌(中国語版)は27日、「中国で定年後の生活を送るのに最適な都市」に関する調査結果を発表した。これによると、定年後の生活を送るのに最も適した中国の都市トップ5は順次、杭州市、青島市、成都市、珠海市、厦門(アモイ)市。杭州は2011年から3年連続トップの座を維持、厦門市は初めてランクインした。新華網が伝えた。
フォーチュン誌(中国語版)は2010年から毎年、引退生活を送るのに最も適した都市を選出しており、今回は4回目の発表となる。選出は、同誌が読者データベースから任意に抽出した上級管理職2万5千人に、中国を代表する国内50都市の中から選んで投票してもらう、という方法で進められた。生活の質、社会福祉、都市・自然環境、人文環境、都市サービスのレベル、幸福感など各指標にもとづき調査対象者による評価が行われ、50都市の中から最終的に上位5都市が選ばれた。
杭州は今回もトップの座を保ち、生活の質や社会福祉など8項目の指標がいずれもトップ5に入った。また今年、青島市の順位は第2位に躍進、北方都市で唯一トップ5入りを果たした。
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