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北京週報>>社会  
ボストンマラソン爆破事件の賠償額、911テロを上回る

 

ボストンマラソン爆破事件から2カ月あまり経ったが、市街地の広場には、今でも多くの物品が犠牲者に捧げられている。(6月24日撮影)

ボストンマラソン爆破テロ事件の被害者支援基金「ワン・ファンド・ボストン」は今月、被害者に対して賠償金の支払いを開始、犠牲者3人の遺族は、219万5千ドル(約2億2174万円)をそれぞれ受け取った。この金額は、911同時多発テロ事件の賠償基準を上回る。「ワン・ファンド・ボストン」のケネス・ファインバーグ理事は、現地時間8日午前、「同基金は小切手計232枚、総額約6100万ド(約61億7381万円)を事件の被害者に送付した」と発表した。新京報が伝えた。

■賠償金の財源は寄付

今年4月15日に開催されたボストンマラソンで、競技中に、一連のテロ爆破事件が発生し、264人が負傷し、3人が死亡した。犠牲者の一人は中国人女子留学生で、もう一人の中国人留学生も負傷して入院した。

ボストン市のトーマス・メニーノ市長は、事故発生から1時間も経たない間に、実業界の人士や慈善家から、被害者救済を申し出る旨の電話を受けた。マサチューセツ州のディバル・L・パトリック州知事とメニーノ市長は4月16日夜、爆破事件被害者への支援を目的とした「ワン・ファンド・ボストン」の設立を共同で宣言した。同基金には、企業・機関・個人から寄付が寄せられた。7月8日の時点で、同基金が受け取った寄付金の総額は6254万9千ドル(約63億3058万円)に達した。

■4レベル別で賠償金を支払い

「ワン・ファンド・ボストン」によると、賠償金は、A/B/C/Dの5つのレベルで支給される。A級に該当するのは、警官を含む犠牲者4人と両足切断の重症者2人の計6人で、賠償金額は1人あたり219万5千ドル(約2億2174万円)。B級は、四肢のいずれかを切断した負傷者で、賠償金額は119万5千ドル(約1億2085万円)。審査の結果、14人が該当した。

C級に該当するのは、入院した負傷者で、入院期間によって賠償金額も異なる。このうち1泊あるいは2泊入院した負傷者18人には12万5千ド(約1264万円)、入院期間がこれより長い負傷者10人には最高94万8千ドル(約9584万円)の賠償金が支払われた。D級は、入院する必要がなかった負傷者で、賠償金額は1人当たり8千ドル(約80万9千円)。(編集KM)

「人民網日本語版」2013年7月9日

 

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