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北京週報>>社会  
上海市が大気汚染緊急対応規則を公布

 

上海市はこのほど、重度の大気汚染が発生した際の緊急対応の暫定規則を公布した。深刻な大気汚染が発生した場合、黄標車(排ガス基準をクリアしていない旧型車)の運転を禁止し、党・政府機関は公務車の30%について運転を停止する。また、具体的な汚染の程度を見て学校や託児所などの休校・休園、自動車の通行規制拡大などの措置をとる。

全市24時間大気汚染指数(AQI)が201-300またはそれ以上に達した場合、上海市は大気汚染警戒情報を出す。市民はウェブサイト、マイクロブログ、ラジオ、テレビ、携帯アプリなどを通じて大気汚染警戒情報を得ることができる。全市の小中高校、幼稚園、託児所なども市の教育監督・指導ショートメッセージを通じて汚染状況や健康関連の注意喚起を知ることができる。

緊急対応規則は工業重点源、交通汚染源、生活面源、農業汚染源などを排出削減の重点に組み込んだ。汚染程度の違いに基づき、相応の緊急対応措置を講じる。

重度の汚染が発生した際、上海市は「クリーン発電、エコ管理」を強化。重点源石炭火力発電所は高品質の石炭を選択して発電を行い、石油化学、鉄鋼、セメントなど各種工業重点源については生産制限、汚染制限などの措置を講じ、揮発性有機化合物排出重点企業・区域については大気中への排出などを禁止する。建築ごみ運搬車両など各種交通汚染源は通行を禁止する。道路補修、家屋取り壊しなど粉塵源となる各種作業は原則禁止し、散水により粉塵拡散を抑える。市も道路清掃を強化し、粉塵拡散を最大限抑える。(編集NA)

「人民網日本語版」2013年4月7日

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