北京市は来年1月1日から、生活が困難な世帯に給付金を提供する最低生活保障(低保)制度の基準を上方修正し、都市部で1世帯1カ月1人当たり520元(約6800円)から580元(約7500円)に、農村部は380元(約5千円)から460元(約6千円)にそれぞれ引き上げる。市民政局が26日発表した。「京華時報」が報じた。
今後同基準以下の世帯に給付金が支払われる。17万8300人以上に適用される見込み。
今回の調整は、主に統計部門から提供された、同市住民が食費などの生活必需品に必要とする出費データを基に実施。年頭から実施されたガス代金などエネルギー関連の値上げなど以外に、社会保障関連基準とのバランスを総合的に検討し決定された。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年12月27日
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