中国の都市部で生活する若年ホワイトカラーのうち、約3割が「浮気」の経験があることが、11日に発表された調査結果で明らかになった。うち男性が女性を12%上回っている。中国国営の通信社「中国新聞社」のウェブサイトが報じた。
中国医師協会や北京市健康保障協会、慈銘健康管理集団などはこのほど共同で、インターネット調査と訪問調査を通して、18-45歳のホワイトカラー45万6428人(男性68.8%、女性31.2%)を対象に、「性生活」に関する実態調査を実施。調査結果を同日、発表した。回答者の80%以上が大卒以上の学歴保有者だった。
同調査では、「初体験」の年齢で最も多かった回答が「21-25歳」で56.8%。以下、「26-35歳」19.9%、「15-20歳」18.3%、14歳以下1.7%と続いた。中国では正式に婚姻届を出せる年齢が男性22歳、女性20歳と定められているが、「初体験」の平均年齢はそれよりも早い男性19歳、女性17歳だった。
「セックスパートナー」に関しては、25%が「複数いる」と回答。うち、「2-3人」が16%、「3人以上」が9%だった。一方、「1人だけ」との回答は約7割。
「1カ月のセックスの回数」に関しては、3割以上が「1回以下」、2割以上が「1-2回」、2割が「3-5回」と回答。一方「5回以上」は約2割半にとどまり、頻度はそれほど高くないことが明らかになった。
既婚者の「浮気の経験」に関する調査では、68.8%が「ない」と答えたものの、「ある」との回答も31.2%あった。うち男性が女性より12%多かった。男性の「浮気の理由」に関しては「ストレス」、「性生活に満足できていない」が最も多かった。
一方、「性生活に満足できない」原因について、半数以上が「ストレス」を挙げ、57%が「仕事が忙しすぎる」と回答した。そのほかの回答は、「パートナーと合わない」、「愛情の欠如」、「パートナーが冷淡」、「パートナーの性欲不足」、「住宅の条件が悪い」、「パートナーが粗暴」などだった。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年12月17日
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