▽市民 国慶節で「ご祝儀貧乏」に
「友人や同僚は、200元(約2460円)から300元(約3690円)、最高で800元(約9840円)のご祝儀を包んでくれました」。北京市民の牛さんは、5年前の自分の披露宴について振り返りながらこう語った。その時には、ご祝儀の相場にも詳しくなかったという。 「今は、それほど親しくない友人や同僚にも、最低500-600元(約6150-7380円)包まなければなりません。1千元(約1万2300円)から1200元(約1万4760円)になると、もうついて行けません」と語る牛さんは、連休中の「披露宴招待状」を3通受け取った。今のご祝儀相場から見て、3、4千元(約3万6900-4万9200円)が彼の財布から出て行くことは免れない。
連休が近づくにつれ、「ご祝儀貧乏」に陥ることは、多くの市民にとって頭痛の種となっている。ご祝儀そのもの以外に、地方で行われる披露宴に出席するための出費もばかにならない。「あちこちの披露宴に出席するために駆けずり回り、8日間の連休中、遊べないどころか、数千元が交通費に消えます」と話す市民の馮さんは、その典型例だ。高校時代の友人が10月1日に上海で結婚し、4日に北京で開かれる大学時代のルームメイトの結婚披露宴に出席した後、河北省保定で別の婚礼の花嫁介添人を務める。翌5日には、幼なじみの結婚披露宴に出る。「鉄道駅、バス停、空港の往復で、私の連休は、出勤する以上に疲れ果てることは確実です」と彼女は話した。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年9月26日
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