▽4割、30%昇給望む
「給与状況」に関して「非常に満足」と答えた人は2割にとどまったのに対し、54.8%の人が「昇給がなかった」と答えるなど、2011年度の給与に対する満足度は非常に低い。そのため、すでに始まっている2012年度の給与に対して、多くの在職者が大きな希望を抱いているのは自然なことと言える。データによると、30.67%が「10%‐30%」昇給することを望んでおり、24.19%が「30‐50%以上」の昇給を望んでいる。全体的に見ると、4割の人が30%以上の昇給を望んでいることになり、同数は全体の41.33%を占めている。
この点に関して、「智聯招聘」のシニアコンサルタントは「給与は確かに、仕事をするうえで、考慮すべき重要な要素であるが、仕事の善し悪しを評価する唯一の基準ではない」と指摘。「給与が自分の仕事内容に見合っていないと感じるなら、自分の仕事内容をもう一度見つめなおし、よく考えをまとめたうえで、良い時を見計らって上司に昇給を求めることができる。長い目で見れば、今の立場でも将来発展の見込みが十分にあるなら、少し我慢し、仕事の能力を一層高めるよう努力してその時を待つことを勧める」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年2月8日
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