ホワイトカラー4割、今年30%の昇給希望 中国 春節(旧正月、今年は1月23日)連休も終わり、また職場に戻ったホワイトカラーたちは今、新たな期待を抱いて新年に望んでいる。中でも、「昇給」がホワイトカラーたちの最も大きな願いだ。中国の大手人材サイト「智聯招聘網」が1カ月かけて在職者8千人余りを対象に実施した調査によると、回答者の4割が今年30%の昇給を希望していることが明らかになった。
▽「昨年は楽しい1年だった」2割のみ
一方、2011年度の総括に関しては、3割以上の回答者が「不満足」と答え自分に対して厳しい評価を下し、「比較的満足」や「満足」と答えた回答者は3割にとどまった。また、4割が「普通」と答え、明確な満足感は示さなかった。
「不満足」と感じる原因として、5割の回答者が「自分の将来の発展の見込みが不透明」であることを挙げた。これは全体の47.62%を占める割合。2番目に多かったのが「気持ち・意欲」で全体の21.14%と例年より高い割合となった。一方「給与状況」と答えた人は全体の16.95%にとどまっている。
「不満足」と感じる要因として2番目に多かった「気持ち・意欲」に関して、「楽しかった」と答えた人は26.35%にとどまるなど、多くの在職者にとって2011年はあまりいい年だったと感じていないのが現状のようだ。その理由として、「仕事上のストレス」(22.67%)や「給与が低い」(22.10%)以外に、現代社会特有のストレスも多く見られた。
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