21隻の現役空母、米国が11隻を保有 |
|

|
アメリカの空母「ニミッツ」 |
■世界の空母
・米国
現役空母を計11隻保有。空母開発は他国に少なくとも2~30年先駆けており、現在建造中の「フォード」は他国との差をさらに広げる見通しだ。同艦は新型の原子力空母で、ステルス技術を採用し、レーザー砲を搭載。
・ロシア
ロシアの現役空母は、ソ連が建造した当時初の固定翼機を運用する空母「アドミラル・クズネツォフ」の1隻のみ。同空母は1991年より正式に就役し、2012年に現代化改造を行い、2017年に完了する見通し。
・インド
2010年初頭、インド海軍に唯一残された「ヴィクラント」は就役後50年が経過した。これまで計画されていた空母の発展計画(少なくとも空母3隻を建造)は頓挫したものと見られる。
・イタリア
空母「ジュゼッペ・ガリバルディ」は全長が180メートルのみで、英国「インビンシブル」の後を継ぐ世界最軽量の空母。新型空母「カヴール」は、原子力空母以外で動力最大の空母と称される。
・英国
軽空母「イラストリアス」は「インビンシブル」の2番艦で、1982年6月に就役した。
・フランス
原子力空母「シャルル・ド・ゴール」は1986年2月、フランス国防省の指示により建造され、2000年9月に就役した。同空母は米国の原子力空母を除く、世界で唯一の原子力空母である。
・ブラジル
ブラジルは2000年、フランスから「フォッシュ」を購入し、「サン・パウロ」と命名した。このブラジル海軍で1隻のみの空母には、1300人の乗員を収容できる。
・タイ
軽空母「チャクリ・ナルエベト」は現タイ王室名のチャクリー王朝に由来している。同空母はタイ王国海軍が1992年3月、スペインのバサン造船所から購入したもので、1997年3月20日に引き渡され、1998年より就役。
・スペイン
「プリンシペ・デ・アストゥリアス」は、アメリカ海軍が研究していた制海艦をベースにし、共同開発で建造された。ハリアーやヘリを搭載可能で、現代化小型空母の仲間入りを果たした。
(編集YF)
「人民網日本語版」2011年7月29日 フランスの原子力空母「シャルル・ド・ゴール」 インドの空母「ヴィクラント」 全世界21隻の現役空母、米国が11隻を保有 英国の軽空母 タイの軽空母「チャクリ・ナルエベト」
 |
フランスの原子力空母「シャルル・ド・ゴール」 |
 |
インドの空母「ヴィクラント」 |
 |
全世界21隻の現役空母、米国が11隻を保有 |
 |
英国の軽空母 |
 |
タイの軽空母「チャクリ・ナルエベト」 |