国務院台湾事務弁公室(国台弁)の范麗青・報道官は定例記者会見の席上、今月27日までに、「台湾各界同胞がさまざまなルートを通じて青海地震被災地に寄せた義援金総額は6600万元以上となった。それに加え、被災地で不足している食料や薬品、ミネラルウォーターなどの救援物資も大量に届けられた。まるで肉親のような愛情、同胞愛を感じる」と述べ、台湾同胞に対して「心から感謝を申し上げたい」と語った。
范報道官によると、台湾各界の団体や個人からこれまでに続々と慰問および支援のメッセージが寄せられている。地震対策災害救助総指揮部の計画および救援活動の必要に基づき、両岸(大陸部と台湾)関連部門の連携を経て、台湾赤十字組織が派遣した医療チーム一行20人が18日、薬品などの救援物資を携えて青海省西寧に到着、救援活動に参加した。医療チームは西寧市第一人民医院に続き標高3700メートルの格爾木(ゴルムド)市で負傷者の治療にあたった。医療隊員らは高原地帯でのさまざまな困難を克服し、疲れていても昼夜働き続け、全身全霊で負傷者の治療にあたり、被災救援に貴重な貢献を果たし、現地政府および住民から幅広い称賛を受けた。
「人民網日本語版」2010年4月29日
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