中国新疆ウイグル自治区のウルムチ市内では近頃、市民が注射針のようなもので刺される事件が相次いで発生した。これに対して、ウルムチ市中級人民法院と人民検察院、公安局など3部門は共同で「注射器のようなものによる襲撃事件の犯人を厳しく処罰することに関する通知」を発表した。
通知は、「注射器のようなものによる襲撃事件は、危険物質投入罪と等しく、3年以上の実刑、無期懲役、死刑とする。人々の騒ぎを引き起こした事件に対して、5年以上の実刑とする」としている。
また、通知は「デマを飛ばし、社会秩序をかき乱す行為に対して、デマを飛ばす罪により5年以下の実刑とする。深刻な影響を引き起こした場合、5年以下の実刑とする。注射器のようなもので他人を襲撃する行為を他人に扇動することに対して、厳しく対処する」としている。
さらに、「公安機関は騒動を引き起こす行為、他人の財産や公衆財産を打ち壊すなどの違犯行為に対して、民族や性別、身元、宗教など一切問わず、法律に基づいて対処する」としている。
「CRI」2009年9月7日 |