寧夏回族自治区の「発展改革会議」で得た情報によると、同自治区は来年、7億元強の資金を投じて、長期的な干ばつに悩む貧困地区の77362人(17373世帯)を大移住させる予定が明らかにされた。「寧夏新聞網」が伝えた。
寧夏回族自治区中部の干ばつ地帯は、中国西北内陸部における干ばつの中心地域で、水資源が最も乏しい地域のひとつになっている。中部の干ばつ地域の貧困問題を根本的に解決するために、同自治区は「寧夏中部干ばつ地域県内生態移住計画」を制定し、28億4200万元を投じ、5年の期間をかけて42の移住区を建設することを決定した。今回は、生態系が破壊されていて、干ばつの影響が著しく、辺鄙な場所に分散して暮らす地域の貧困層を優先に、道路沿いや都市近郊の移住区へ移住をしていく計画だ。
「人民網日本語版」2007年12月26日 |