国務院新聞弁公室は記者会見し、食品の安全情報監視率を、第11次5カ年計画(06〜10年)末期までに90%に引き上げる考えを表明した。
これは「国家食品・薬品の安全に関する第11次5カ年計画」で提起された指標の1つ。
そのほかの指標については、中・大都市の卸売市場や大型農業取引市場、スーパーのチェーン店での生鮮農産品の抜き取り検査の合格率を95%、食品の安全に関する重大な事故の処理率を100%、食品の回収率を80%、食品メーカーへの国の特別検査率を90%、ネットカバー率を100%、農薬のネット供給に対するカバー率を80%以上維持するとしている。また、現行の国家薬品基準に関する独立検査能力については、省クラスと税関は100%、市(地区)クラスでは80%、国家クラスの医療機器検査機関の検査能力を100%、省クラスは95%以上、また、薬品の監督と抜き取り検査率を現在の30%から80%に高めるとしている。
すでに全国31の省(自治区・直轄市)に食品の安全協調機構が設立されている。食品を汚染する物質や食品が原因の疾病に関する検査ネットワークも15の省・直轄市をカバーしており、重要な汚染物質と疾病の状況や変化の動きはほぼ把握されている。
「北京週報日本語版」2007年7月27日 |