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救援活動  
中国大使館、被災地援助を申し出

 

駐日中国大使館公式サイトによると、程永華大使が3月29日、大使館定例記者会見に臨み、3月11日に発生した東日本大震災について、日本に心からの慰問の気持ちと援助の意向を示し、次の通り話した。

3月11日に日本を襲ったマグネチュード9.0の巨大地震とそれに続く大津波によって、多くの日本人が死傷し、重大な財産損失がもたらされた。中国は今回の災害を非常に重視し、深い同情を抱いている。胡錦涛国家主席は日本の明仁天皇に電報を送り、犠牲者慰問のため在中日本大使館を訪問した。また、全国人民代表大会の呉邦国委員長は横路孝弘衆議院議長と西岡武夫参議院議長に、国務院の温家宝総理は菅直人首相に向け、それぞれ電報を送り、犠牲者に対する深い哀悼の意を示し、日本人が一日も早く困難を克服して立ち直り、故郷を再建するよう祈っており、中国政府・国民は日本が必要とする援助を喜んで提供する気持ちだと表した。温家宝総理はまた、「両会」終了後の記者会見で、日本国民に慰問の意を示した。

中日両国は一衣帯水の隣国であり、時期こそ違うが、ともに重大な自然災害に見舞われた経験がある。両国政府と国民は、一方が災害に見舞われた時に他方を慰問し、互いに援助の手を差し伸べることで、両国間の互助精神を体現した。中国は東日本大震災を我が事のように受け止め、中国政府や社会各界は様々な方法で日本に援助を提供し、被災地の人々による一日も早い故郷再建を支援しようとした。

中国政府は3月12日、日本に3千万元相当の人道主義救援物資を提供することを発表、16日には日本側の要請に応じ、ガソリンとディーゼル・オイル各1万トン(計1億5千万相当)の無償緊急援助を追加した。中国政府による物資援助第1陣は3月14日夜に日本に到着し、第2陣も3月28日夜に到着した。燃料は29日に大連から日本に向け出発した。中国各級政府関連部門、友好団体、民間企業、駐日本中国大使館、在日華僑華人、中国資本企業なども積極的に支援の手を差し伸べ、被災地に金銭や物品を寄付した。中国赤十字会は3回で計2600万元を寄付した。中国三一重工は100万ドル相当のポンプ車を無償で提供した。このポンプ車は福島原子力発電所に到着、放水作業が行われている。

震災発生後、中国国際救援隊の一行15人は3月13日から20日まで、被災した岩手県大船渡市で行方不明者の捜索救助作業にあたった。海外救援隊の中で、真っ先に被災地に駆け付け最後まで残った中国国際救援隊の仕事ぶりは、被災地の地方政府や他国の救援隊から高く評価された。(編集KM)

「人民網日本語版」2011年4月1日

 

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