日本華人教授会議は20日夜、「日本社会と手を携えて共に自然災害に打ち勝とう!---在日華人・華僑および留学生へのアピール文」を発表した。同アピールは在日同胞が一丸となり、共に難関を乗り切り、日本社会・日本国民と手を携え、共にこの空前の自然災害に打ち勝とうと全面的に呼びかけている。
アピール文は「日本の東北・関東で11日にマグニチュード9.0の強烈な地震が発生、大規模な津波を誘発したほか、福島第一原発の放射能漏れを引き起こしたとした。現時点で死者・行方不明者はすでに戦後最多を記録し、経済損失は10兆円を超えるとみられ、日本の歴史上最も深刻な自然災害の一つとなった。日本列島に暮らす全ての人にとって未曾有の試練でもある」と指摘している。
アピール文は「災害に情はなくとも人には情があり、救援に国境は関係ない。我々在日華僑・華人は日頃から日本社会各界の誠意ある援助と支持を受けている。いま日本の人々が未曾有の災害に見舞われ、災害救援と被災後の復旧に向けて、一刻も早い外界の支援を必要としている。日本で生活・学習するわたしたちも、日本国民の困難と痛みを進んで分かち合うべきだ。幸せは共にかみしめ、困難は共に立ち向かっていこう!」と呼びかけた。
日本華人教授会議はすべての在日華僑・華人に自らの職務を誠心誠意全うすると共に、法を遵守し、秩序を守り、共に災害救援に打ち込むことを緊急アピール。「我々は皆もさまざまな困難や精神的プレッシャーにさいなまれていることは分かっている。しかし肝心なときであればこそ、華人達の大きな懐と恩返しの想いを示すべきだ!皆が各種義援ボランティア活動へ参加し、微力ながらも大きな愛の心を献げることに期待する!」。
華人教授会議はさらに東日本大震災災害救援義援金口座を開設、同胞の義援活動への積極的な参加を求めている。(編集HT)
「人民網日本語版」2011年3月22日
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