中国の民間航空業界は今、輸送力を維持・増加して、中日航空路線のニーズに全力で対応している。
中国国際航空株式有限公司の責任者が15日明らかにしたところによると、日本で地震が発生すると、同公司はいくつかの定期便を欠航にしたが、日本側の空港の保障力に問題があったことが主な原因で、その他のほとんどの日本行きの便は通常通り運航している。現在、同公司は一日往復30便の中日路線便を正常に運航しており、約7千の座席を提供しているという。
中国南方航空株式有限公司は大連-名古屋-大連の定期便で使用する機体を大型機に変更した。同公司の責任者によると、日本で地震が発生した後、東京から大連に帰国する中国人旅客が増加し、同公司大連分公司の大連-東京-大連の定期便の輸送力では帰国ニーズに対応できなくなった。より多くの旅客の帰国ニーズに対応するため、同分公司は今月15日から21日まで、東京に比較的に近い名古屋発の定期便で機体を121人乗りの「A319」機から大型の178人乗り「A321」機に変更し、一日一便を運航することにした。
中国東方航空は日本路線の旅客に全方位的なサービスを提供している。同航空の責任者によると、同航空と上海航空公司、中国貨運航空有限公司は、一時的に欠航とした上海-福島便を除いて、毎日往復50便の中日路線便を正常に運航し、両国間の正常な空の移動を保証している。同航空は中国で日本路線を最も多く運航する航空会社だ。
同航空の責任者によると、同航空は、中日路線を経由する航空券を所有する旅客に対しては、払い戻しやルートの変更を無料で行うことを決定した。また有効期間が2011年4月10日までの航空券については、同4月30日まで延長する対応を取るという。(編集KS)
「人民網日本語版」2011年3月16日
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