中国の大手ウェブサイトである人民網は12日、「25省観光部門の統計によると、12日午後12時までに、日本に滞在する215の中国人観光団4578人の安全が確認できた」と掲載した。
中国国家旅遊局は「国内各観光会社は在日観光団の安全保障に尽力し、日本駐在中国大使館と、国内の管理部門との連絡を保ち、日本国土交通省・観光庁(外国人旅行者に対する観光情報のご案内:ツーリスト・インフォメーション・センター(TIC) TEL: 03-3201-3331)と連絡を取り、必要な支援を求めるよう」提示した。
この公式サイトはまた、11日に日本で巨大地震が発生した後に一連の関係情報を発表したが、日本に赴こうとする中国観光団に対して人身安全のための渡航勧告を出していない。
一方、大手観光サイト「携程旅行サイト」によると、当旅行社が手配した東京への観光団2組(合計56人)と個人旅行(合計18人)のうち、観光団1組(34人)とはすでに連絡が取れ、その安全を確認できたということだ。現在、もう1組の観光団と個人旅行中の18人との連絡を急いでいるが、同社の責任者によると、深刻な被害影響を受けた宮城県は、観光団の行き先ではないということだ。
「中国国際放送局 日本語部」より 2011年3月12日 |