英BBC放送は、11日午後日本で発生したマグニチュード8.9の大地震により、日本円レートと日本の株式市場が急落したと報じた。
報道によると、地震発生後、東京証券取引所の日経平均株価は急落、午後3時の引け値は179ポイント下がって10254.43ポイントとなり、1月31日以来の安値を記録した。レートに関しても、地震発生後、米ドル対日本円レートは0.5%上昇、一時、1ドル83.275円を付。
アジアの他の株式市場も下落。香港ハンセン指数は地震発生後1.8%下落した。
シンガポールの行動経済学アナリストは、これまで災害が発生しても日本円にはさほど影響はなかったが、今回、投資家はリスク回避のために、円売りに走っているとした。
また、このアナリストは「短期的には、今回の地震により日本のGDPは1%下落する。長期的には、復旧作業などのプラスの影響により経済は回復に向かう。しかし、それまでには12ヵ月はかかるとみられる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月11日
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