国務院新聞弁公室は10日、「新時代における党の西蔵政策の実践とその歴史的成果」白書を発表した。新華社が伝えた。

白書は「新時代における党の西蔵自治区政策は、中国の特色ある社会主義の実践と西蔵での活動の実状に立脚し、西蔵政策の内在的規律を深く明らかにし、一連の方向的、大局的、戦略的問題に科学的に答えたものであり、中国共産党が人民を率いて西蔵をガバナンスし、安定させ、振興させた成功経験の総括、革新と発展であり、『習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想』の西蔵政策に関する集中的体現であり、西蔵政策を達成するための根本的準拠となるものである」と指摘。

「新時代における党の西蔵政策に率いられる形で、西蔵の各民族の幹部・大衆は団結奮闘し、諸事業において全方向的な進歩と歴史的な成果を収めた。西蔵社会の大局は持続的に安定化し、好転し、経済建設は全面的かつ急速に発展し、人民の生活水準は不断に向上し、民族間の関係は仲むつまじくなり、辺境の安全は強固になり、党建設は全面的に強化され、全国の人民と共に、立ち上がり、豊かになり、強くなるという偉大な飛躍を迎え、社会主義現代化国家の全面的建設という新たな道のりへと踏み出した」とした。

また「新時代における党の西蔵政策を全面的に深く貫徹・実行し、全ての発展が民族の団結と進歩に意義を与えること、統一の維持と分裂への反対に意義を与えること、民生の改善と人心の結束に意義を与えること、各民族大衆の獲得感、幸福感、安全感の向上に寄与することを堅持し、安定、発展、環境、辺境強化という4大事業に力を入れてこそ、西蔵の長期的な安定と平穏、質の高い発展が確保できることを、実践が十分に証明している」と強調した。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年11月10日