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【王毅外交部長記者会見】中国外交政策と対外関係に関する回答
  ·   2022-03-08  ·  ソース:人民網
タグ: 外交;台湾地区;政治
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第13期全国人民代表大会(全人代)第5回会議は3月7日午後3時から、北京市の人民大会堂記者会見ホールで記者会見を行い、王毅国務委員兼外交部長(外相)が「中国外交政策と対外関係」について国内外の記者からの質問に答えた。

■北京冬季五輪

北京冬季五輪はより自信、自強、開放、包摂的な中国の姿を見せた。北京冬季五輪の成功は中国だけでなく、世界の成功でもあり、スポーツだけでなく、団結の成功でもある。現在北京冬季パラが開催されており、大会で集まった団結と協力の光は必ず暗雲や風雨を晴らし、人類が手を携えて未来へ進む道を照らしてくれると確信している。

■ウクライナ問題

ウクライナ情勢が今日のような局面に至ったのは、様々な要因による結果だ。複雑な問題の解決に必要なのは、冷静さと理性であり、火に油を注ぎ、矛盾を激化させることではない。中国は、現在の危機を解決するには、▽国連憲章の趣旨と原則を堅持し、各国の主権と領土保全を尊重・保障しなければならない▽安全の分割不可能原則を堅持し、当事国の合理的な安全保障上の懸念を考慮しなければならない▽対話・協議を通して、平和的な方法による紛争の解決を堅持しなければならない▽地域の長期にわたる安定と平穏に着眼し、均衡的、友好的かつ持続可能な欧州の安全保障メカニズムを構築しなければならないと考える。情勢が緊迫すればするほど、平和交渉は止めるべきではなく、食い違いが大きければ大きいほど、協議する必要がある。中国側は引き続き建設的な役割を果たし、必要な時に国際社会とともに必要な仲裁を展開する用意がある。

■百年未曽有の大変局

多国間主義の旗印の下、団結と協力を強め、手を携え人類運命共同体の構築を推し進めることが正しく、多様性があるからこそ素晴らしき世界が存在する。経済のグローバル化は時代の流れで、人の意思で変えられず、地政学的な競争によって切り離されることもない。グローバルなチャレンジを前に、我々は力を合わせてコロナ対策、テロリズム、気候変動、サイバーセキュリティなどの地球規模課題で意思疎通と協調を強め、最大公約数を求め、最大の同心円を描かなければならない。変動的で不安定な世界を前に、中国は常に安定性とプラスのエネルギーを体現し、歴史の前進する正しい方向に立っている。

■中露関係

中露関係は独立自主という価値を有し、同盟を結ばず、対抗せず、第三者を標的としないことを踏まえたもので、第三者によって干渉・挑発されるものではない。これは歴史的経験に対する総括であり、国際関係への革新でもある。中露関係の発展ははっきりとした歴史的ロジックと強い内生的原動力を有し、両国人民の友情は盤石で、双方の協力の見通しは明るい。国際情勢がいかに変化しても、中露は戦略的不動心を保ち、新時代の包括的戦略協力パートナーシップを絶えず推し進めるべきだ。

■中米関係

全力で中国とゼロサムゲームを展開し、中国の核心的利益を挑発し続ける米国の姿は責任ある大国のしかるべき姿ではない。中国は独立した主権国家として、自国の正当な権益を断固として守る措置を取る権利を有している。互いに依存するグローバル時代において、中米の正しい付き合い方をいかにして見出すかは、中米が共に解決せねばならない課題だ。中米は相互尊重・平和共存・協力ウィンウィンの「三原則」で競争・安定・発展の正しい道に戻すよう推し進めるべきだ。

■中日関係

日本は初心を忘れず、両国関係の正確な方向をとらえ、中日の四つの政治文書の原則と精神を着実に守り、「互いに協力パートナーとなり、互いに脅威とならない」「互いに相手の平和的発展を支持する」などの共通認識を実践に移し、両国関係が常に平和・友好の方向に沿って発展するようにするべきだ。日本側は潮流に逆行するのではなく、潮流に乗って行動すべきだ。他者のために火中の栗を拾い、隣国を災いのはけ口にするような誤った道を歩むべきではない。

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