習近平国家主席は現地時間13日、ブラジルのボルソナーロ大統領とブラジリアで会談した。新華社が伝えた。

習主席は「東半球と西半球で最大の新興国である中国とブラジルは、広範な利益を共有している。中国側はブラジル発展の将来性を有望視しており、中国とブラジルの協力への自信に満ちている。ブラジルと発展のノウハウを共有し、発展の成果を分かち合い、共同繁栄を実現したい。ボルソナーロ大統領と共に両国関係発展の方向性をしっかりと把握し、先導したい」と指摘。

「中国とブラジルは共に大国だ。双方は戦略面の揺るぎなさを保ち、相互尊重と平等性を堅持し、交流を強化し、相互信頼を強固に築く必要がある。互いに市場を開放し、農産品、鉄鉱石、原油など基礎的産品について長期的で安定した直接的供給ルートの構築を検討する必要がある。中国側は自国企業がブラジルのインフラ整備に積極的に参加し、相互接続を促進することを支持する。デジタル経済、次世代通信、材料科学、バイオテクノロジーなどの分野で協力を推進する。人的・文化的交流を拡大し、人的往来の円滑化を促進する必要がある。共同で中国と中南米の包括的な交流・協力を促進し、多国間主義を堅持し、開放型世界経済を構築し、新興国の正当な発展の権益を守る必要がある。中国側は近くブラジルがBRICS首脳会議を開催することを支持する。各国と共に、会議の成功を後押ししたい」と強調した。（編集NA）

「人民網日本語版」2019年11月14日