習近平中国共産党中央総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は３月７日、第１３期全人代第２回会議・甘粛省代表団の審議に参加した際、貧困脱却の堅塁攻略戦をよりしっかりと行うことについて明確な要求を打ち出し、「完全な勝利を収めるまで、絶対に手を緩めてはならない」と強調した。本誌は２０１２年以降における「貧困脱却の堅塁攻略」に関する習総書記の言葉を選出し、お届けする。 

習近平中国共産党中央総書記・国家主席・中央軍事委員会主席

２０２０年の貧困脱却の堅塁攻略目標の達成まで残すところわずか２年となった。現在最も辛く厳しい時期だが、完全な勝利を収めるまで、絶対に手を緩めてはならない。（２０１９年３月７日） 

貧困脱却の堅塁攻略は最後の時に近づくほど厳重に行わなければならず、決して成功を焦ったり業績を偽ったりしてはならない。（２０１９年３月７日） 

東部地区と中央機関が極貧地区への支援を拡大し、支援する責任を強化し「自分の子どもは自分で抱く」ようにしなければならない。（２０１７年６月２３日） 

貧困扶助の幹部は真に身を挺して、村の深くまで入り込み、村の大衆と一緒に働くべきで、深入りしない表面的なやり方をしてはならず、三日坊主になってはならず、ちらりと姿を見せるだけで実体がとらえがたいようであってはならない。（２０１７年６月２３日） 

わが国は世界で貧困脱却人口が最も多い国になり、また世界に先駆けて「ミレニアム開発目標（ＭＤＧｓ）」を達成した国でもある。（２０１５年１１月２７日） 

「第１３次五カ年計画」期の貧困脱却という難関攻略の目標は、２０２０年までに農村貧困人口が衣食に事欠かず、農村貧困人口の義務教育、基本的医療、住居の安全に保障があることを着実に実現するというものだ。同時に貧困地区農民１人当たりの可処分所得の伸び幅が全国平均水準を上回り、基本的公共サービスの主要分野の指標が全国平均水準に近づくことを実現する。（２０１５年１１月２７日） 

的確な貧困扶助は的確な貧困脱却のためである。タイムテーブルを設定し、着実に進めて終了を実現し、ずるずると遅らせることを防止すると同時に、焦りも防止しなければならない。（２０１５年１１月２７日）