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福田康夫氏「改革開放は前へ向かい続ける偉大な航程」
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· 2018-10-31 |
タグ: 改革開放;中日関係;政治 | 印刷 |
われわれは鄧小平氏が遠大な卓見を備えていたことも認識する必要がある。鄧氏は教育を非常に重視し、大学入試制度を再開し、9年間の義務教育制度を実施した。これによって中国の経済・社会発展のために優秀な人材が数多く育成された。
習近平主席の打ち出した人類運命共同体の構築という理念に私は大変賛同する。各国の人々はみな同じ地球に暮らしており、みなが友であり、運命を共にすべきだ。習主席は先般アジア・アフリカ諸国を歴訪した。これは人類運命共同体の構築という理念の実践だ。アフリカは世界で発展の後れた地域であり、依然多くの国が貧しく、生活の保障のない人々が少なくない。近代以降、欧州列強はアフリカに多くの植民地をつくり、アフリカの人々に多大な苦難を与え、こうした国々の経済基盤が非常に弱くなる結果をもたらした。彼らは技術がなく、経済発展のノウハウも不足している。習主席のアフリカ訪問は、アフリカと手を携えて発展し、アフリカ諸国の人々と共に人類運命共同体を構築することが目的だ。中国がアフリカを支援して多くのインフラを建設し、民生を改善したことは喜ばしく、安堵を覚える。日本が中国と共にアフリカの発展に助力できれば、アフリカの人々に極めて大きな幸福がもたらされる。これはアフリカの経済発展に資するだけでなく、世界の平和と発展にも資する。
今年は中国の改革開放40周年だ。今年4月のボアオ・アジアフォーラム年次総会開幕式で習主席が強調したように、「われわれは開放・ウィンウィンを堅持し、勇気を持って変革・革新に取り組んでいく」。改革開放は前へ向かい続ける偉大な航程だ。中国が引き続き改革を深化し、開放を拡大することを希望する。今年は日中平和友好条約締結40周年でもある。中国と日本は一衣帯水の隣国であり、それぞれ世界第2、第3の経済大国だ。中国の発展は日本にとってチャンスだ。両国が緊密に協力し、人類運命共同体構築のために力を捧げることを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年10月31日
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