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安倍氏が再任 国内外で課題に直面
  ·   2018-09-21
タグ: 自民党;改憲;政治
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日本の自民党総裁選の投票結果が20日、明らかになった。安倍晋三首相は挑戦者の石破茂氏を破り、自民党総裁に再任した。自民党総裁の任期は3年で、安倍氏は日本の憲政史上、在職期間が最長の首相になる可能性が高い。

安倍氏の今回の再任に懸念材料はなかったが、石破氏の得票数は予想を上回った。これは安倍氏の今後の政治姿勢、政権運営をけん制する可能性がある。安倍氏は10月上旬に組閣する見通しで、新内閣は会見促進、外交の再構築などの分野で数多くの課題に直面する。

懸念なし、リスクあり 

投票結果が発表されると、安倍氏は会場で起立し合図をした。しかし顔色が重苦しかったため、得票状況に決して満足していなかったことが分かる。

自民党総裁は国会議員票405票と地方票405票によって選出される。結果を見ると、計807票の有効票のうち、安倍氏は国会議員票を329票、地方票を224票獲得した。石破氏は国会議員73票、地方181票。

安倍氏の得票数は石破氏の2倍以上だが、大きな差がついたのは国会議員票で、民意に即した地方票でのリードが少なかったことが分かる。選挙前、石破氏の陣営は200票以上の獲得を目指すと表明していた。

自民党総裁選は3年毎に行われる。日本メディアは、自民党内の主要派閥の支持があり、安倍氏の勝利に懸念はないとしていた。見所はどれほどの得票差を付けられるか、それから特に地方票がどのような傾向を示すかだった。

NHKは、両氏の地方票の得票数に大きな差がなかったが、これは自民党の現場の党員による安倍氏への不満を示していると判断した。安倍氏は再任を果たしたが、森友・加計学園問題など一連のスキャンダルがなおも、安倍政権のイメージを傷つけている。

石破氏の得票数が予想を上回ったことから、石破氏とその支持者が自民党内で安倍氏をけん制し、安倍氏が我が物顔で振る舞うことを制限する可能性がある。

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