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習主席が引用した4つの儒家理念 日本の記者はどう見たか?
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· 2018-06-10 |
タグ: 上海協力機構;儒家思想;政治 | 印刷 |
6月9~10日にかけて、上海協力機構加盟国元首理事会第18回会議が山東省青島市で行われた。習近平中華人民共和国主席は9日夜の歓迎レセプションで、次のように指摘した。「山東は孔子の故郷であり、儒家思想の発祥地である。儒家は『大道之行、天下為公』(大道の行われる世では天下は公とされる)を唱え、『協和万邦、和衷共済、四海一家』を主張した。こうした『和合理念』と『上海精神』は共通するところが多い」。
まさに習主席がレセプションの乾杯の挨拶で儒家思想に言及したからか、昨晩、プレスセンターが国内外記者のために用意した儒家文化に関する書籍『斉魯文化の精華』が大いに人気を集めた。この『斉魯文化の精華』には『論語』『孫子の兵法』『考工記』などが収められており、多くの記者がこの古典書籍の中英ロ3カ国語対照本を手にとって読んでいた。翌日、出版社は追加分の数百セットをプレスセンターに届けた。
プレスセンター展示ホールでボランティアスタッフに『斉魯文化の精華』について質問するイランの記者。(魏堯 撮影)
サミットのプレスセンターで本誌の取材を受けた日本の記者は、「大道之行、天下為公」という言葉にはなじみがある、と答えた。この記者によると、この言葉は日本でも同じように広く伝わっており、例えば「為公会」のように、政党内派閥の名前に「為公」が使われることもあるという。この記者は、「『四海一家』は非常に重要な思想だ。現在の世界において、各国はこのような『和合』の哲学理念を学び、受け入れて、それを原則として事を行うべきだ」と語った。
「北京週報日本語版」2018年6月10日
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