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BRICS協力の3つの財政・経済新思考
董少鵬  ·   2017-09-07  ·  ソース:
タグ: BRICS;厦門;政治
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今回の厦門会議期間中には、新興市場国家と発展途上国の対話会が特別に行われ、BRICSやG77などのメカニズムを活用して、より大きな範囲、より広い分野で南南協力を展開することが強調された。5カ国の首脳は一致して、BRICS協力の波及範囲と受益範囲を拡大し、「BRICS+」協力モデルを推進し、開放的で多元的な発展パートナーシップネットワークを作り上げていくとの意を表明した。これは、BRICSメカニズムが5カ国自身の発展を追求するだけでなく、積極的に他の経済体とも連携し、共同発展を促進するものであることを示している。これはまさに「相乗り歓迎」思考を運用し、拡大発展させたものである。  

(3)「新公共財提供」思考

各国の互恵的協力のためにより多くの新たな公共財を提供することは、BRICSメカニズムの重要な内容である。

この5年来、中国が構築を推進し、参加した国際協力プラットフォームは、関連する新公共財を相次いで打ち出してきた。「一帯一路」(「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海のシルクロード」)構想メカニズムはアジアインフラ投資銀行(AIIB)、シルクロード基金などの公共財を打ち出した。BRICSメカニズムの下では、「新開発銀行」(BRICS銀行)と「緊急時外貨準備金基金」がBRICSのインフラ建設と持続可能な発展のために融資を行い、グローバル経済ガバナンスの改善、国際金融セキュリティネットワーク構築のために有益な探求を行っている。また先ごろ、新開発銀行は南アフリカにアフリカ地域センターを設立した。今回の会議期間中、中国はBRICS経済技術協力交流計画に対し5億元を拠出することを発表した。

世界貿易機関(WTO)、世界銀行、国際通貨基金(IMF)など既存のグローバル財政経済公共財が依然として積極的な役割を発揮していることは疑いようがない。しかし明らかに、こうした世界的な公共財にも多かれ少なかれ限界性があり、調整や改善が必要な部分もある。新たな現実は、より包摂的で、恩恵が行きわたり、革新的であるという新たな特徴を持った公共財と公共サービスを生み出している。BRICSメカニズムはすでに実績を上げており、今後も大いに力を発揮することだろう。

「北京週報日本語版」2017年9月7日

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