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中国のアジア安保観は時代の潮流に順応
  ·   2017-06-06  ·  ソース:
タグ: 中国;アジア安保観;政治
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第16回アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)が2~4日、シンガポールで開催された。12カ国の国防相や軍指導者、22カ国の閣僚級政府代表団、39カ国の防衛高官や学者が出席した。人民日報が伝えた。

現在アジア太平洋地域の安全保障情勢は全体的に安定・好転している。だが地域の安全保障問題は日増しに複雑化、多元化し、従来の紛争問題は時に激化し、非伝統的安全保障分野には新たな試練が絶えず生じ、地域の安定と繁栄を深刻に脅かしている。今回の会議では安全保障上の様々な分野の議題について全体会議を5回、特別グループ会議を4回開催。各国の防衛幹部や学者が広範な意思疎通を行った。平和を促進し、安定を求め、発展を図ることが依然として大多数の国の戦略的方向性であり、共通の訴えだ。

■複雑な紛争問題の解決に中国の構想を示す

中国軍は2007年以降11年続けてハイレベルの代表団を派遣。今年は中国人民解放軍軍事科学院の何雷副院長がトップを務めた。3日午後の特別グループ会議で、中国側代表団は「アジア太平洋地域の核の脅威」「安全保障協力の新モデル」「新興科学技術の国防への影響」「海上衝突回避の実用措置」について、各国代表と率直で誠意ある、踏み込んだ交流を行った。

何氏は「安全保障協力の新モデル」会議で、アジア太平洋地域の安全保障協力モデルの構築について中国側の原則的立場を明確に述べた。何氏は「近年、中国の習近平国家主席は人類運命共同体の構築を打ち出し、共通、総合、協力、持続可能なアジア安全保障観を提唱して、国際関係における『安全保障上の窮地』を打開し、アジア太平洋安全保障協力の新モデルを構築し、アジア太平洋の永続的平和を維持するための斬新な構想を示した。中国は終始国際・地域安全保障の維持者、建設者、貢献者であり、アジア太平洋地域の他の国々との友好協力関係の発展と改善に努め、地域の複雑な紛争問題を解決するための新たな構想を積極的に提唱している」と表明した。

今回の会議で各者の注目が集まったのは朝鮮半島核問題だ。軍事科学院中米防衛関係研究センターの姚雲竹氏は「アジア太平洋地域の核の脅威」会議で「中国側はすでに朝鮮半島核問題解決の『デュアル・トラック』アプローチ及び『相互停止』提案を打ち出した。中国は朝鮮半島の非核化のために積極的な努力を払ってきた。引き続きアジア太平洋地域の他の国々と共に努力する」と表明した。国防部(国防省)国際軍事協力弁公室の周波・安全保障協力センター長は国際法や国際ルールを引用して、海上衝突回避について中国側の見解を明らかにした。「中国の声」に各者は一致して注目した。  

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