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習近平国家主席の「一帯一路」国際協力フォーラム開幕式基調演説(要旨)
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· 2017-05-25 · ソース: |
タグ: サミットフォーラム;一帯一路;政治 | 印刷 |
「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが2017年5月14日から15日にかけて北京で開催された。習近平国家主席は開幕式に出席し、「手を携えて『一帯一路』構築を推進する」と題する基調演説を行った。
シルクロード精神
2000年余り前、我々の先人は困難をいとわず草原と砂漠を越え、アジア・欧州・アフリカをつなぐ陸のシルクロードを切り開いた。我々の先人は帆を揚げて遠方を目指し、逆巻く大波を乗り越えて、東洋と西洋を結ぶ海のシルクロードを切り開いた。
古代シルクロードは万里にわたって連綿と連なり、千年余りの歴史を持つ。これによって、「平和・協力、開放・包摂、相互学習・相互参考、互恵・ウィンウィン」を核としたシルクロード精神が蓄積されてきた。
実り多い成果
2013年秋、私はカザフスタンとインドネシアで「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海のシルクロード」の共同構築、すなわち「一帯一路」構想を提唱した。
この4年間で、世界の100以上の国と国際組織が「一帯一路」構築を積極的に支持し、参加した。国連総会や国連安全保障理事会などの重要決議にも、「一帯一路」構築の内容が盛り込まれた。「一帯一路」構築は徐々に理念から行動へ、ビジョンから現実へと変わり、実り多い成果を上げている。
この4年で、「政策溝通(政策面の意思疎通)」が絶えず深化した。「一帯一路」構想は既存のものとは別のものを作ったり、既存のものをなくして再構築したりするのではなく、戦略のリンクと優位性の相互補完を実現するものだ。中国は40余りの国・国際組織と協力覚書を締結し、30カ国余りとメカニズム化した生産能力協力を展開している。
この4年で、「設施聯通(インフラの相互連結)」が絶えず強化された。現在、中国・パキスタン、中国・モンゴル・ロシア、新ユーラシア・ランドブリッジといった経済回廊を筆頭に、陸海空ルートと情報ハイウェイを骨格とし、鉄道や港湾、パイプラインなど重大なプロジェクトをよりどころとした複合型のインフラネットワークが形成されつつある。
この4年で、「貿易暢通(貿易の円滑化)」が絶えず向上した。2014年から2016年まで、中国の「一帯一路」関係国との貿易総額は3兆ドルを超え、中国による「一帯一路」関係国への投資も累計500億ドルを超えた。
この4年で、「資金融通(資金の融通)」が絶えず拡大した。中国は「一帯一路」参加国・組織と様々な形で金融協力を展開した。
この4年で、「民心相通(国民間の相互交流)」が絶えず促進された。「一帯一路」参加国はシルクロード精神を発揚し、インテリジェントなシルクロード、健全なシルクロードなどの構築を展開し、「一帯一路」構築のために民意の基盤を固め、堅固な社会の土台を築いた。
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